「沖縄の産業まつり」は、毎年秋に開催される沖縄県内最大の総合産業展。一言でいうと沖縄の名産品や工芸品などが一堂に集結し、展示販売されるイベントのことです。

沖縄県民にとっても、この年に一度の「沖縄の産業まつり」は、沖縄のイイモノを発掘する一大イベント！そしてなんといっても、どの県産品も通常よりかなり「おトク」に購入できるいう点は忘れないでください♪
 

ということで、10月25日（金）の初日に行ってきました～！

こちらのイベント、とにかく会場が広い！歩きやすい靴をはくことをおススメします。
会場は毎年、那覇市内の”奥武山公園”（那覇空港から車で8分）で開催されるのですが、陸上競技場から少年野球場、武道館アリーナ棟など第1会場から第7会場まで用意されています。

48回目の今年の出店数は、企業・団体あわせてなんと426店！昨年を上回る数になったようで、3日間開催されるのも納得のスケールです。

※看板を確認して行きたいところを事前にチェックしておかないと、気づかないエリアもあるので要注意です(笑)

とにかく美味しいものがいっぱい

定番の屋台フードをはじめヤギ汁・牛汁・沖縄そばなど、とにかく沖縄の魅力がぎゅっと詰まったブースの数々！たくさん歩くために、まずは腹ごしらえ！と言いたいところですが、試食しながら美味しいものを探すという楽しみもあるので、腹五分くらいがおすすめです。

心なしかスーパーで見るものより大きい？”新鮮”や”つかみどり”という言葉に弱いです！

アセローラの里・本部町のアセローラフレッシュは、色鮮やかで甘酸っぱく飲むと元気が出ます。

「天使のはね」は塩せんべいを型取る際にできる、はみ出る部分にほんのり塩味をつけた話題のお菓子。サキイカのような見た目ですが、クチに入れるとフワッと溶けるから不思議！

離島の黒糖がずらり！試食で食べ比べて、色々な味を知るチャンスです♪

”焼肉金城”は、 石垣島の直営牧場・ゆいまーる牧場でじっくり育てたこだわりの石垣牛やあぐーブタを提供。屋台で楽しめるのは嬉しい！

やんばるあぐー豚のお肉を使用したカレーパンは、名護のお肉専門店「フレッシュミートがなは」の系列店「我那覇豚肉店」。上質なお肉だからか、食べやすい！アグー豚のベンチは、普段は「我那覇豚肉店」前にあり♪

お肉といえばビールですね。オリオンビール会場は屋根付きで、大きく設けられています。名護の工場から直送されたビールを飲める贅沢！

強いのが好きな方はぜひハブ酒を！泡盛仕込みヨーグルト酒は飲みやすくて、おすすめ。

第2会場の芝生広場横駐車場では、泡盛ブースがあり酒造所が勢ぞろい！「まつり限定泡盛」が期間限定の感謝価格で販売されているので、泡盛好きの人はお見逃しなく。

県内企業、盛り上がっています♪

そしてなんといっても、産業まつりでは、沖縄の個性的な企業が多数出店しているので、実際に担当者の方から商品の説明が聞けちゃうのも魅力！

今年のテーマが「これイイね！ 笑顔はじける 県産品」だったので、みなさん笑顔でうつっていただきました♪

いま、たびともではキャンペーンを開催しているのですが、商品でご協力いただいたオキコさんのブースもありましたよ♪

人気のゼブラパンや、産業まつり限定の原木のうず巻パン。そして4個で500円「よりどりセット」は毎年大人気でたくさんの人が楽しみながら選んでいました。

沖縄のお土産代表といえば！御菓子御殿の紅芋タルト♪目を惹くイラストのショッピングバッグ付きがねらい目です。沖縄県産の紅いもと、読谷村のあかねいもを100％使用した、2種類のいもの味が楽しめるいもいもタルトもおススメです。

オキハムさんもポキポキウインナー食べ比べセット販売！試食でいただいた、塩だれ軟骨ソーキ（沖縄産シークヮーサー果汁入り）がとっても美味しかったです。

南城市の人気スポット「カフェくるくま」からは、バタフライピーのクラフトコーラ。炭酸水で割って飲むと、色も美しい上にスパイシーで美味しい！スパイスにはジンジャー、シナモン、 オールスパイスといった定番スパイスと沖縄県産のフィファチ・島唐辛子・ シークヮサー果皮を配合しているそう。牛乳で割るとチャイ風になったりと、頼れる1本♪

62年目★沖縄市で知る人ぞ知る老舗「のぼりや」さん。ジャーマンケーキが長年愛されています。ジャーマンは”ドイツのケーキ”という意味ではなく、オリジナルの発祥は”アメリカ”だということを教えてもらいました！

発酵好きの方、沖縄生まれの生きた酵素を楽しみたいなら、「仲宗根糀家」は見逃せませんよ。沖縄で生の糀を手作りしていて、沖縄の(黄)糀製造のパイオニアのような存在です。

琉球ガラス村の車の廃ガラスから作られた琉球ガラス「mado（まど）」シリーズ。職人の技と沖縄の車社会からなる自然にやさしい伝統工芸品！モール柄やダイヤ柄があり、レトロな雰囲気が最高です。

令和5年度那覇市長賞を受賞した照屋食品の「OKARAちんすこう」は島豆腐の製造工程で作られるおからを練り込んだちんすこう。食物繊維が豊富で、食料廃棄の課題解決にもつながる優しいお菓子です。

＜目を惹いた企業Tシャツ＞

沖縄食糧ブースで買い物すると抽選でもらえるオリジナルTシャツ、欲しかった！マスコットキャラクター「でいご君」をご存じない方は、CMをぜひご覧ください。

＜一気に知りたい派の人はココがおすすめ＞

2023年、大人気だった県優良県産品として受賞した商品を直接購入するブースが今年もありました！「優良県産品」とは、沖縄県が主体となって県内の優れた製品を認定する制度のこと。毎年特産品コンテストが開催されており、ここをチェックするのも産業まつりの楽しみのひとつ。

こんなものまで！？番外編

毎年異彩を放っている沖縄のお墓展示。中がどんなふうになってるか見せてもらえるいい機会かもしれません。

沖縄亜熱帯地方ならではの珍しい植物が安く買える花木市もあります。

ダンボールといえば、ざまみダンボール！子どもたちがパーランクーづくり体験をしていました♪

ということで長くなりましたが、「第48回沖縄の産業まつり」は、沖縄の企業担当者さんとお話しできたり、新たな発見があったりと本当にワクワクする空間でした。ローカルな沖縄を感じたい方は、ぜひ来年訪れてみてくださいね。

＜第48回沖縄産業まつり＞

開催日時：2024年10月25日（金）～10月27日（日）
屋内展：10時～19時
屋外展：10時～20時

開催場所：奥武山公園・県立武道館

沖縄県那覇市奥武山町52

入場料：無料
⇒公式サイトはこちら